デザインとは?なぜ必要?アートとの違いについても考察。

デザイン

こんにちは。

熊谷ユカ(@kuma_yuka___)です。

  • 最近デザインに興味を持ちはじめたけど、「デザイン」ってそもそも何だろう。
  • 「デザイン」と「アート」って、何が違うんだろう?
  • デザインの必要性とは…?

今回は、こんな悩みにこたえる記事です。

私はつい最近、本格的に「デザイン」の勉強をはじめました。

そこで生じたのが、「デザイン」ってそもそも何…??という疑問。

…というわけで、知っているようで知らない「デザイン」の正体を、いくつかの参考資料などをもとに、私なりに考えてみました。

この記事では、

  • デザインとは何か
  • デザインはなぜ必要なのか
  • デザインとアートはどう違うのか

について書きました。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

よかったら参考にしてみてください。

デザインとは

そもそもデザインって、何でしょうか?

デザインの様々なとらえ方

今までたくさんの人々が、「デザインとはどういうものか?」について考えてきました。

「デザインとは?」を大まかにとらえるため、デザインに関する意見をいくつか見てみましょう。

ザインとは、ヒトを中心に考え、目的を見出し、目的を達成する計画を行い実現化すること

引用:日本デザイン振興会

デザインの中心は、「人」なんですね…!

デザインの根本的な役割は、問題を解決することである。

引用:REVERED DESIGN

根本的な「役割」についての考察です。

デザインは問題への解決策であり、アートは、問題への問いかけである。

引用:ジョン・マエダ

デザインとアートの違い…。記事の後半でお話しするテーマとつながりそう。

デザインとは技能ではなく、物事の本質をつかむ感性と洞察力である。

引用:原 研哉

物事の本質…。深い…。

他にも、「誰かの課題を解決すること」や、「情報設計」というとらえ方も見られました。

私なりのデザインのとらえ方

先ほど紹介した様々なデザインのとらえ方を参考に、私なりに「デザインって何だろう?」と、改めて考えてみました。

私は考える「デザイン」、それは

ヒトが抱える問題を解決するために、

色や文字、絵・写真などの媒体を用いて

解決策を「見える化」すること

です。

例えば、前回の記事でアイキャッチ画像のビフォーアフターをのせましたが、それも「デザイン」です。

私が抱えていた問題は、「アイキャッチ画像を、読者の方がわかりやすいように&センス良く作りたい」というものでした。

そして、問題を解決するために、フォントの大きさやレイアウトをこんなふうに改善しました。

before
after
熊谷ユカ
熊谷ユカ

抱えていた問題を、「見える化」して解決したわけです!

デザインの語源

余談ですが、デザインの語源について。

デザインの語源は、ラテン語の「Designare」だそう。

計画を記号に書き表す」という意味です。

つまり、設計するということですね。

デザインの必要性

デザインとは?について考えたところで、次はデザインはなぜ必要なのか?について考えました。

1.情報を整理できる

情報どうしの優先順位を示したりすることで、情報を整理できます

情報を整理することがなぜ必要か?というと、人は多くの情報を一気にインプットできないからです。

多すぎる情報は、混乱や誤解を招きます。

わかりづらいと思うので、少し例を出します。

今回の記事のアイキャッチ画像を、2パターン用意してみました。

A.情報が整理されていない
B.情報が整理されている

どちらが見やすいアイキャッチ画像でしょうか。

Aの画像はカラフルですが、イラストばかりに目が行ってしまい、なんとなくがちゃがちゃした印象です。

Bの画像は「デザインとは?」というタイトルがパッと目に飛び込んできて、伝えたいことがはっきりしているデザインですよね。

このように、デザインすることで、情報を整理することができます

2.非言語情報で伝えられる

言葉だけでは伝えにくい情報を伝えられます。

言葉は万能ではありません。

情況によっては、非言語を使うほうが伝えたいことをよりわかりやすく伝えることができます

例えば、今回の記事のアイキャッチ画像。

「デザインをしているイメージ」を、読者の方に伝えるのが目的です。

A.非言語情報なし
B.非言語情報あり

Aの画像は文字のみ。シンプルですね。

シンプルすぎて、いまいち「デザイン」のイメージがわきません。

Bの画像は、「デザインをしている画像」(=非言語情報)を背景にレイアウトしました。

見ただけで、「デザインをしているイメージ」が頭の中に浮かびますよね

写真という非言語情報を使うことで、より具体的なイメージを伝えることができました

デザインとアートの共通点・相違点

よく混同される「デザイン」と「アート」。

2つの言葉の違いを知ることは、デザインを深く知ることにつながります

熊谷ユカ
熊谷ユカ

デザインとアートの共通点・相違点をまとめてみました。

共通点

どちらも

「クリエイティブな活動」

である、ということです。

つまり、結果的に「モノ」を作る活動ということですね。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

デザイナーとアーティストが混同されやすいのも、この点におけるかと…。

相違点

わかりやすいように、表にしてみました。

デザインアート
目的は問題解決目的は問題提起
客観的主観的
中心はユーザー(他人)中心は自分
伝えたいことを伝えられることが大切伝えたいことが伝わらなくてもいい

デザインは「他人ありき」、アートは「自分ありき」…という点が、大きな違いですね。

まとめ

今回の内容を、さらっとまとめてみました。

私の考える「デザイン」
  • ヒトが抱える問題を解決するために、色や文字、絵・写真などの媒体を用いて、解決策を「見える化」すること
デザインの必要性
  1. 情報を整理できる
  2. 非言語情報を伝えられる
デザインとアートの共通点・相違点
  • 共通点:クリエイティブな活動である。
  • 相違点:デザインの目的は問題解決、アートの目的は問題提起。

さいごに

今回の記事を書くにあたり、「デザイン」という言葉が、今まで思っていたよりも奥深いのだと気づきました。

何気なく使っている言葉の意味を考えることができ、とてもよい機会だったと思います!

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