こんにちは。
フリーイラストレーターの熊谷ユカ(@kuma_yuka___)です。
高校、つまらないな。なんのために通ってるんだろう…。
なんだか、このままでいいのか不安。
今回は、こんな「つまらなさ」を抱える高校生の方に向けた記事です。
高校って、…正直つまらないことも多いよね。
この記事ではおもに、
- 高校生の私が「つまらなさ」を抱えていた5つの理由
- 今の私が言える3つのこと
を話していきます。
過去の私と同じように何らかの「つまらなさ」を抱えている方にとって、何かしらのヒントを与えられたら嬉しいな、という気持ちで書きました。
- こういう考え方もあるんだ
- こんな感じで生きてる人がいるんだ
…と気軽に読んでほしいです。
高校時代はつまらなかった
みなさん、高校時代を振り返って、どういう気持ちになりますか?
- 楽しかった?
- 充実してた?
- それとも、つまらなかったでしょうか。
また、現役高校生の方であれば、今、高校生活はどうですか?
私が高校生活を振り返ったときに真っ先に感じる気持ち。
それは
「つまらなかった」
という気持ちです。
- 人生ってこんなものだろうか。
- なんだかつまらないな。
- もっと自分に合った、楽しい環境があるのではないかな。
…そんなふうに、いつも心の奥底で感じていました。
どこか、くすぶっている時期。
それが私の高校時代でした。
私と同じような気持ちを抱えていた(いる)方、案外いらっしゃるのではないかと思います。
そんな私は今年で21歳になりました。
現在は、ブログやイラストなどのクリエイター活動をしています。
高校時代と比較して、正直今のほうが楽しいし充実しています。
当時の私は、理由もわからずただ何となく「つまらない」と感じながら、学校に通っていました。
しかし今ならば、なぜ私は「つまらなさ」を抱えていたのか?がわかります。
時間を置くことにより、自分自身を客観的に見ることができるようになったのだと思います。
高校生の私が「つまらなさ」を抱えていた5つの理由
過去の私はどうして「つまらなさ」を抱えていたのか?を、今の私なりに整理してみました。
理由は、大きくわけて4つです。
①殻にこもっていた
高校生のころは、とにかく誰かに傷つけられること、誰かを傷つけることが怖かった。
つまり、本音を言って人と接することが怖かったのです。
自分をあまり出さずに、表面的に人と関わっていました。
しかし、殻にこもったまま築いた人間関係というものは、正直つまらないものでした。
高校生の時に自分の殻を破って、本音で接することができれば、人間関係の面でもっとおもしろかったかも…と思います。
②友達を選ばなかった
基本的に、人間関係は受け身でした。
去る者は追わず来る者は拒まず…という感じですね。
あまり合わない人でも、無理して付き合うことが多かったような気がします。
- 「この子、絶対気が合いそう」
- 「この子と友達になってみたいかも…」
…と思っても、すでに構築されている自分や相手の人間関係をどうするか?を考えると、少し面倒になってしまう…。
結局、積極的に付き合う人を選んできませんでした。
しかし、日常の楽しさって、一緒にいる人で変わってきますよね。
自分で友達を選ばなかったことも、「つまらなさ」の一因だったのでしょう。
③「好き」をおろそかにしていた
「好きなこと」のために、時間を使っていなかったような気がします。
高校時代は、勉強やら部活やらで忙しく、好きなことに時間をさけませんでした。
勉強に時間を費やすのは、(学業なので)仕方ないのですが、部活はもう少しどうにかできたのではないかと思います。
つまり、部活があまり楽しくなかったんです…。(吹奏楽部でした)
でも、高校生って部活入るものだし、途中でやめるのも…と、結局最後まで続けました。
今思えば、部活よりも本当に好きなことに時間を費やすべきだったと後悔しています。
好きなこととは、今やっていること(文章を書く、絵を描く、などなど…)です。
気が進まないことを我慢していたことも、「つまらなさ」の一因でしたね。
④「学校」というシステム
学校というシステムに、なじめませんでした。
なぜなら、自分で決められることが少なすぎると感じていたから。
例えば、行事は必ず参加しなければいけないこと、決まった時間に周りと同じような行動をしなければいけないことなど…。
- 「これは自分には必要ない」
- 「これをやって何になるの?」
- 「こうしたらもっといいのに」
という部分がありすぎて、窮屈でした。
実際、今のフリーランスとしての暮らしを経験した後では、どうしてあんなに高校生活は不自由だったのか…と思ってしまいます。
…こんな感じの、システム上の「つまらなさ」もありました。
今の私が言える3つのこと
ここまで、私が「つまらなさ」を抱えていた理由を5つお話してきました。
さいごに、今の私が過去の私に伝えたい3つのことをお話します。
①自分を嫌うな
1つ目。
自分を嫌わないこと。
とにかく高校時代は、自分のことが好きではなかったです。
理想とする自分と現実の自分のギャップに悩んで、自分のことを嫌ってしまうことが多かったのです。
でも、自分が自分のことを嫌うほど、悲しいことはない。
満足のいかない自分でも、とりあえずは大切にしてみてほしいです。
理想の自分だけに目を向けるのではなく、現実の自分もきちんと見てほしい。
②「好き」に正直になろう
2つ目。
「好き」という感情に正直になること。
高校生のころは、人の目や常識を気にして、好きなことに素直になれませんでした。
例えば、絵を描くこと。
なんとなく華やかな趣味ではないような気がして、公に発信するようなことはできませんでした。
でも、好きなことって本当に人生を豊かにしてくれると思います。
だから、「好き」に正直になることを忘れないでほしい。
③あまり真剣になるな
3つ目。
あまり真剣になりすぎないこと。
高校生のころは、本当に物事を突き詰めて考えないと気が済まないたちでした。
そのせいで、自分の心が窮屈になることがありました。
物事を深く考えることは、悪いことではありません。
しかし、真剣になりすぎることで自分が苦しいときは、それをやめてみるのも手です。
これら3つのことは、過去の私に向けた言葉ですが、もしかしたら過去の私に似ている誰かの心にも響くかもしれない…と思い、書いてみました。
さいごに
おそらく、私の「つまらなさ」を作り出した源は、
- 合わない環境
- 環境になじめない自分を嫌ったこと
- 環境を変えようとしなかったこと
の3つだったと、今は思います。
そして、今なら、もっとこうすればよかったと簡単に思えますが、当時の私は私なりに「つまらなさ」と一生懸命戦っていたのだと思います。
なお、今回の記事は、ほぼ自分の経験談みたいにしてしまいました。
その理由は、記事を読んでくださる方に「アドバイスする」よりは、過去の自分に「伝える」という形をとったほうが、正直な言葉でお話できると思ったからです。
今、「つまらなさ」を抱えている方にとって、この記事が何かのヒントになれば幸いです。
つたない文章でしたが、読んでくださった方、ありがとうございました。
twitterでは、私の作品をアップするほか、イラストの描き方や考え方などをつぶやいています。
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