イラストが上達しないあなたへ。PDCAサイクルを回していますか?

イラスト上達法

こんにちは。

フリーイラストレーターの熊谷ユカ(@kuma_yuka___)です。

  • たくさん練習しているはずなのに、ぜんぜんイラストが上達しない…。
  • イラストの上達法が知りたい!
  • やっぱり独学だと厳しいのかな…学校に行ったほうがいい?

今回は、こんな悩みにこたえる記事です。

記事を読むと、イラストを上達させるために大切な考え方や具体的な方法がわかります!

熊谷ユカ
熊谷ユカ

それでは、先に結論を言ってしまいますね。

イラストが上達しない原因。

…それは、

PDCAサイクルを回していないこと!

です。

私も前までは、PDCAサイクルを回さずに、やみくもにイラストの練習をしていましたが、なかなか上達しませんでした。

でも、PDCAサイクルを意識した練習をするようになってからは、イラストの上達速度が格段にあがるようになったんです。

イラストが上達しなくて悩んでいるそこのあなた!

今回の記事、ぜひ参考にしてみてくださいね!

イラストを上達させるために大切な考え方

イラストが上達しない理由について話す前に、「イラストを上達させるために大切な考え方」についてお話します。

突然ですが、あなたはイラストを上達させるには、何をすればいいと思いますか?

「とにかく練習すること」でしょうか。

「目的と課題をはっきりさせること」?

はたまた、「人体構造を勉強すること」でしょうか…?

実はこれらの方法はすべて「間違い」ではありませんが、「正解」でもありません

なぜなら、これらの方法は、考え方の「一部」でしかないからです。

「一部」ではなく、「土台」となる考え方を知る必要があります

熊谷ユカ
熊谷ユカ

どういうことか?を説明していきますね。

PDCAサイクルを回す

土台となる考え方。

それは、

「PDCAサイクルを回すこと」

です。

一般的なPDCAサイクルの意味はこんな感じ↓

PDCAサイクルとは

  • P(plan):計画を立てる
  • D(do):計画を実行する
  • C(check):行動を評価する
  • A(act):改善し、次回につなぐ

…という、物事を行うときの「流れ」です。

ビジネスなんかでよく使われる用語ですね。

これを、イラスト練習にも応用するんです。

イラストにおけるPDCAサイクルとは、簡単に言うと

「描く→比較する→課題の発見→練習する→描く→比較する…」

という流れの繰り返しです。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

詳しくは、具体的なイラスト上達法で説明しますね!

イラストが上達しないのはなぜ?

イラストが上達しない理由は、もうわかりましたね?

結論は、

「PDCAサイクルを回していないから」

です。

PDCAサイクルを回さないと、具体的に自分のイラストのどの要素を磨けばいいかわかりません

その結果、見当違いな練習をしてしまったりするわけです。

例えば、課題は「顔のパーツのバランスが悪い」ことなのに、なぜか「配色の勉強」をし続ける…などですね。

練習においては、P、D、C、A、のどのステップが欠けてもダメなんです。

具体的なイラスト上達法

先ほど、「イラストにおけるPDCAサイクル(「描く→比較する→課題の発見→練習する→描く→比較する…」の流れ)を回すとはどういうことか」を説明するといいました。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

ではさっそく、お話していきますね!

下準備

まずは、下準備として「自分にとっての理想のイラストを明確化」しましょう。

自分はどんなイラストが好きで、どんなイラストを描きたいと思っているのか?をはっきりさせないことには、イラストは上達しません。

自分の理想とするイラストの画像は、パソコンのフォルダに保存したりして、すぐに見返せるようにしておきましょう。

1.作品を作る

理想のイラストが明確化できたら、いきなり作品制作に移ります。

自分が持っている最大限の力を使い、作品を描きあげましょう

最大限の力を使って描くことで、イラスト練習における本当の課題が見えてきます。

この作業は、PDCAサイクルのD(do)にあたります。

2.理想のイラストと自分のイラストを比較し、足りないものを明確化

作品ができたら、自分の理想のイラストと自分の作品を比較しましょう。

理想のイラストと比べ、自分の作品には何が足りないのか、じっくり考えます

  • 「人体構造の理解?」
  • 「線の伸びやかさ?」
  • 「顔のパーツの配置?」

こんなふうに、できるだけ細かく、把握しましょう。

この作業は、PDCAサイクルのC(check)にあたります。

3.足りないものを埋めるためには何を練習すればいいか考える

足りないものを埋めるためには、何を練習すればいいのかを考えましょう

例えば、「人体構造の理解」が足りないと感じたら、そのための勉強をすればいいのです。

ちなみに、「人体構造」を学ぶうえではこちらの本は非常にためになります。

発見した足りないものがたくさんある場合は、一番「できていない」と思う部分を優先的に取り上げましょう

この作業は、PDCAサイクルのA(act)にあたります。

4.練習する

3で決めた、自分のイラストに足りないものを埋めるための練習をします。

この作業は、PDCAサイクルのP(plan)にあたります。

「ある程度できるようになったな」と思ったら、また1に戻ります

その後は繰り返しです。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

以上が、PDCAサイクルを応用した具体的なイラスト上達法です…!

さいごに、イラスト上達を考えるときによく出てくる疑問について話していきます。

学校に通ったり、通信講座を受けないと、上達しない?

学校に通ったり、通信講座を受けないと、イラストは上達しないのか?

イラスト上達を考えるさいに、必ずと言っていいほどでてくるのがこの疑問ですよね。

結論、

独学でも上達は可能

だと思います。

実際に独学でもうまい人はたくさんいますしね…。

先ほど紹介したPDCAサイクルを自分で回せる人は、独学で大丈夫だと思います。

回せない人は、学校や通信講座の力を借りるのもアリではないでしょうか。

学校や通信講座を利用するメリットは、PDCAサイクルを土台にしたカリキュラムを用意してくれているところなので。

これは、人それぞれとしか言いようがないですね(;´・ω・)

まとめ

今回の記事の内容を、さらっとまとめてみました。

イラストが上達しない理由
  • PDCAサイクルを回していないから
具体的なイラスト上達法
  • 下準備:理想のイラストを明確化する
  • 1.作品を作る
  • 2.理想のイラストと自分のイラストを比較し、足りないものを明確化する
  • 3.足りないものを埋めるためには何を練習すればいいか考える
  • 4.練習する→1に戻る
独学がいいのか、学校や通信講座を利用したほうがいいのか?
  • PDCAサイクルを自分で回せる人:独学で大丈夫
  • PDCAサイクルを回せない人:学校や通信講座の力を借りるのもアリ

さいごに

「PDCAサイクル」という用語はけっこう有名ですが、イラストの練習に応用している人は意外と少ないかもしれません。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

サイクルを回して、理想のイラストを描けるようにいっしょに頑張りましょ!

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