【ストックイラスト初心者向け】ネタ探しのコツ。ジャンル内でモレなくイラストを描く方法

ストックイラスト

こんにちは。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

フリーイラストレーターの熊谷ユカ(@kuma_yuka___)です。

とつぜんですが、ストックイラストを描くためには、「ネタ」を考える必要がありますよね。

みなさんは「ネタ探し」、どうしてますか?

  • いざストックイラストを描き始めたけど、だんだんネタが尽きてきた…。
  • 自分が思いついたネタでしかイラストを描いていないけど、こんなやり方でいいのかな?

私は過去にそんな悩みにつきあたりました。

そこで考えたのが、今回の方法。

この記事では、私流「ストックイラストにおける効率的なネタ探し」の方法を紹介していきます。

ブログの記事ネタを考えるときの方法を応用したものなのですが、これがなかなかやりやすいのですよ。

今回の方法で、みなさんがイラストのネタ探しに迷わなくなり、自分の選んだジャンル内でモレなくイラストを描けるようになることを願っております

熊谷ユカ
熊谷ユカ

ぜひ参考にしてみてくださいね~!

下準備:ジャンルを1つにしぼる

「効率的なネタ探し」の方法を行う前に、下準備をする必要があります。

それは、「ジャンルを1つにしぼる」こと!

「え?」と思った方は、こちらの前回の記事を参考にしてみてくださいね。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

読み終わったら、ふたたびこの記事へ戻ってきてください。

私流「効率的なネタ探し」の方法の2つのメリット

方法を紹介する前に、メリットを2つ説明させてください。

1.ネタ探しに迷う時間が減る

ネタを探す時間が圧倒的に減ります

自分でネタを1から考えるのではなく、購入者の需要からネタを知るという方法だからです。

例えば、スキンケアジャンルでイラストを描く場合、一般的にはスキンケアに関連するイラストを毎回考えて描きますよね。

しかし、自分の頭だけでイラストのネタを考えていくのには限界があります。時間もかかりますね。

2.モレなくイラストを描ける

ジャンル内でモレなくイラストを描くことができます

モレなくイラストを描くと、サイト内で自分のイラストの露出が増えますよね。

つまり、購入者の目にとまりやすくなるのです。

例えば、スキンケアジャンルでイラストを描く場合、一般的にはスキンケアに関連するイラストを毎回考えて描きますよね。

しかし、自分の頭だけでイラストのネタを考えていくのには限界があります。モレが生じるんです。

そこで、今回の方法が役立つわけです。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

では、さっそくやり方を説明していきますね!

「効率的なネタ探し」をするための5ステップ

ステップ1:キーワードを探す

まずは、ジャンルに関連するキーワードを探します

この「キーワード」というもの、がネタには不可欠なんです。

どうやって探すのか、わかりやすいように、スキンケアジャンルでイラストを描く場合を例にしますね。

ラッコキーワードを使う

ラッコキーワード(旧:関連キーワードツール)という無料ツールを使います。

出典:ラッコキーワード

(ネットで「ラッコキーワード」と検索すれば出てきます!)

ラッコキーワードとは?

  • 無料で利用できるキーワードサーチツール
  • GoogleやBing、YouTubeなどでわたしたちが日々検索しているキーワードをまとめて表示してくれる

検索窓に「スキンケア」と打ちます。

出典:ラッコキーワード

すると、こんな感じでスキンケアに関連するキーワードがずらりと表示されます。

出典:ラッコキーワード
熊谷ユカ
熊谷ユカ

これが、ネタのもとになるわけです。

キーワードをまとめる

のちの作業のため、関連するキーワードはすべてまとめておきます

安心してください、簡単な方法があります!

画面右上の「csvダウンロード」をクリックしてください。

すると、こんなふうに、キーワードがまとめられたエクセルシートが作られます。

ステップ2:キーワードの取捨選択

キーワードを整理していきます。

ジャンルには関連しているけど、イラストを描くときには使えなさそうなキーワードは削除していきましょう。

例えば、「スキンケア 脂性肌」というキーワードではイラストが描けそうなので残しておきます。

「スキンケア イニスフリー」などの商品名ではイラストが描けない(著作権などの関係)ので、削除します。

こんな感じで整理していくと、キーワードのデータベースができあがります。

こうして、すべてのキーワードにそって、イラストをコツコツ作っていくわけです。

ステップ3:ストックイラストサイトでイラストの傾向を把握する

先ほどまとめたキーワードを、サイトで1つ1つ検索していきます。

理由は、投稿されたイラストをざっと眺めて、需要のあるイラストの傾向はイメージをつかむためです。

例として、PIXTAさんで検索します。

「スキンケア 脂性肌」と検索すると、イラストがずらーっと表示されます。

出典:PIXTA

表示は「おすすめ順」か「販売回数順」にしましょう。

上位に表示されたイラストが、需要の高いイラストです。

ステップ4:資料集め

表示されたイラストを「資料」とします。

需要のあるイラストの傾向をはっきり把握し、ネタの参考にするためです。

「需要が高い/クオリティが良い/自分のタッチに似ているイラスト」は、積極的に資料にしましょう。

やり方は、スクリーンショットをとったり、メモしたり…でも、やりやすい方法でかまいません。

熊谷ユカ
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もちろん完全にまねするのはNG!ですよ。

ポイントは「こういう要素が入っているイラスト」は売れるんだな、と理解することです。

ステップ5:ラフを練る

先ほどの資料から得られた情報を参考にしつつ、ラフを練っていきます

例えば、「スキンケア 脂性肌」でイラストを描く場合。

「油を肌の上に描くと、テカテカしている肌の感じが表現できるな」「男性のイラストも比較的需要がありそう…」などの資料から得られた情報をもとに、ラフを練っていくことができます。

ラフを練りおえたら、本格的に描き上げていけばOKです!

まとめ

今回の内容をかんたんにまとめてみました。

「効率的なネタ探し」の2つのメリット
  1. ネタ探しに迷う時間が減る
  2. モレなくイラストを描くことができる
「効率的なネタ探し」をするための5ステップ
  1. キーワードを探す
  2. キーワードの整理
  3. サイトでイラストの傾向を把握
  4. 資料集め
  5. ラフを練る

さいごに

今回ご紹介した方法は、私なりのやり方なので、ぜひ参考までに!

みなさんがやりやすい形に、どんどんカスタマイズしていってくださいね。

熊谷ユカ
熊谷ユカ

さいごまで記事をお読みいただきありがとうございました。

Twitterにいることが多いです。

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