こんにちは。
フリーイラストレーターの熊谷ユカ(@kuma_yuka___)です。
- 正面顔は描けるのに、斜めの顔が描けない…。
- 斜めの顔のバランスがいつも安定しない…。
- 斜めの顔をもっとうまく描けるようになりたい!
今回は、こんな悩みにこたえる記事です。
- 正面顔は描けるけど、斜めを向いた顔を描こうとすると、途端にどうやって描けばいいのかわからなくなってしまう
…なんていう方、けっこう多いのではないでしょうか。
そんな方のために、この記事では、基本的な斜めの顔の描き方をわかりやすく11ステップで解説します!
焦らず順番通りにステップを踏めば、比較的かんたんに描けること間違いなしですので、ぜひ参考にしてみてください。
斜めの顔の描き方11ステップ
それではさっそく、斜めの顔の描き方を説明していきます。
(今回は、左斜めの顔を描いていきます。)
11ステップで描くことができますよ!
ステップ1:円を描き、円の横半分の位置に線を描き入れる
できるだけ綺麗な円を描くことを意識しましょう。
円を描いたら、円の横半分の位置に線を描き入れます。
円を地球に見立てると、線はちょうど赤道のラインになりますね。
この円が、斜めの顔の大まかなベースとなります。
ステップ2:顔の中心線を描く
顔の中心線を描いていきます。
今回は左斜めを向いた顔を描くので、円の中心よりやや左側に線を描きます。
(右斜めを向いた顔を描く場合は、円の中心よりやや右側に線を描きます。)
後々、この中心線上に鼻・口を描くことになります。
ステップ3:目の位置の目安となる線を描く
目の位置の目安となる線を描きます。
最終的に、この線上に目を描くことになります。
上のイラストで示したように、だいたい円の下半分の1/3の位置に線を描きましょう。
ステップ4:顎の目安となる線を描く
顎の目安となる線を、印程度に描き入れます。
線の位置はだいたい、上のイラストで示したくらいの比率(1.2~1.5:1.0)がおすすめです。
ステップ5:輪郭を描く
〇で示した位置を起点に、3点を結び輪郭を描いていきます。
へこむ部分と膨らむ部分を意識して描くと、自然な形の輪郭を描くことができます。
ステップ6:耳の位置の目安となる線を描く
続いて、耳の位置の目安となる線を描きます。
先ほど描いた顔の中心線と、ちょうど直角になるように描くのがポイントです。
ステップ7:耳を描く
先ほど描いた線上に、耳を描いていきます。
目の位置の目安となる線と顎の位置を結んだ線の、ちょうど半分の位置に描きます。
右耳は、角度的に隠れて見えないので、今回は描きません。
ステップ8:鼻・口を描く
鼻と口を描いていきます。
(見やすくするため、線を一部水色に変えています。)
鼻の位置は、耳の下部分の延長線上です。
口の位置は、鼻と顎を結ぶ線のだいたい半分です。
ステップ9:目の位置の目安となる線を描く
目の位置の目安となる線を描きます。
この線を引くことで、いきなり目を描く場合と比べ、バランスよく目を描くことができます。
比率は上のイラストで示したくらいです。(あまり厳密にならなくてもOKです。)
パースがかかっているので、向かって左に行くほど圧縮されているイメージを持つのがポイントです。
ステップ10:目・を描く
先ほど描いた線をもとに、目を描いていきます。
目の少し上に、眉毛も描き入れましょう。
ステップ10まで描けば、斜めの顔の「ベース」は完成です!
ステップ11:清書
ベースをもとに、清書していきます。
髪を描いたり、いらない線を消して整えたりして完成です!
まとめ
今回の内容を、さらっとまとめてみました。
さいごに
斜めの顔は、描くのが難しいと思われがちです。
しかし、大まかなアタリを描いてから少しずつ描き進めていけば、誰でも描けるようになります。
斜めの顔はわりと描く頻度が高いので、安定して描けるようになれば心強いです…!
今回ご紹介した方法が参考になりましたら幸いです!
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