こんにちは。
フリーイラストレーターの熊谷ユカ(@kuma_yuka___)です。
- ストックイラストを効率的に生産するには、どうしたらいい…?
- 今まで作ったイラスト、もっと使いまわしができそうだけど、何かいい方法はないかな?
今回は、こんな悩みにこたえる記事です。
ストックイラストを効率的に作るためには、パーツ同士の
「組み合わせ」
がカギになります。
この記事では、ストックイラストの効率的な作り方(主に人物)を解説していきます!
「組みあわせ」が大切
ストックイラストを効率的に作るには、パーツ同士の「組み合わせ」を意識するのが大切。
パーツ同士の「組み合わせ」を意識することで、イラストのバリエーションを増やすことができ、短時間でたくさんのイラストを作れるようになるのです。
具体的な作り方
パーツ同士を組み合わせると、イラストを効率的に作れるのはわかりましたよね。
次は、「具体的にどうやって作ればいいの?」という疑問にこたえていきます。
①パーツをわける
人物イラストの場合ですが、あらかじめパーツをわけておくと便利です。
一例ですが、私はこんな感じ↓でわけています。
おもに8つのパーツにわけて、それぞれデータとして保存しています。
②パーツを組み合わせる
あらかじめデータとして保存しておいたパーツ同士を組み合わせて、いろいろなバージョンを作っています。
アイコンメーカーで遊ぶのに近い感覚…。
新しく作ったパーツは必ず後で使うので、その都度ストックしておきます。
組み合わせる際意識したいポイント
組み合わせる際意識したいポイントについて、まとめてみました。
パーツ同士を組み合わせるときのヒントとしてお使いください。
①ビフォーアフターにする
マイナスイメージのイラストは、プラスイメージのイラストと組み合わせて、「ビフォーアフターのイメージ」を作ることができます。
例えば、「乾燥肌に悩む女性」のイラストを描いたとき。
「乾燥肌に悩む女性」はマイナスイメージのイラストなので、こんな感じ↓にプラスイメージのイラストと組み合わせて「ビフォーアフターのイメージ」を作ってバリエーションを増やすことができます。
②年齢・性別を変える
同じようなポーズ・シチュエーションでも、年齢や性別を変えると一気にバリエーションが広がります。
ベースとなる人物を年齢・性別でわけて作っておくと便利です。
③職業を変える
組み合わせる服や髪形を変えると、職業を変えることができます。
こんなふうに、通常の服を着た女性に別の服を組み合わせると、一気にバリエーションが広がります。
④表情・ポーズを変える
組みあわせる目、眉毛、口、手などのボディパーツを変えると、表情やポーズのアレンジができます。
⑤持ち物を変える
持ち物を変えるだけでもOK!
こんなふうに、初心者マークや電卓などの持ち物を持たせると、バリエーションを増やすことができます。
また、持ち物は人と組み合わせるだけでなく、単体としてでもイラストとして使えるので、一石二鳥です。
①~⑤のポイント同士を組み合わせる
ちなみに、これら5つのポイント同士も組みあわせることができます。
組みあわせ次第で、バリエーションは無限大です!
まとめ
今回の内容を、さらっとまとめてみました。
さいごに
ストックイラストはとにかく「数」がものを言う世界です。
そのため、「いかにイラストを効率的に生産できるか」がポイントになってきます。
…というわけで、今回の記事は、イラストを効率的に作る方法についてのお話でした。
カギは
「組み合わせ」
でしたね!
もちろん今回ご紹介した組みあわせ方以外にも、様々な組み合わせがあるでしょう。
この記事をもとに、みなさんなりの組み合わせ方を発見してくだされば…と思います。
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